水越 たかゆき
オクトパス新品交換。TUSA RS350オーバーホール。
2022年8月27日
こんにちはダグムスの貴之です。
先日、昔の映画のネタを中学生の子供と話してて、エディ・マーフィ主演の映画「ビバリーヒルズコップ」
の中でバナナを車のマフラーに詰め込んで相手の車を動けなくするっていう場面がある。
という話をしたら、「オトンの車で是非やってみたい!」
と真剣に言い出したので絶対ダメ!!←僕の車はまだエンジン車。
なんて話をしてましたが、現在はマフラーが無い車(EV等)もあったりするんですよね。
その場面が理解できない子供たちが今後増えるんでしょうか?( ゚Д゚)、
その設定から7年を超える現在でも車達はまだまだ飛びそうもありませんがww
今度、子供らにも「ビバリーヒルズコップ」の本編でも見せてみようと思います。
そんな話はしてても弊社は30年以上前のレギュレーターでもヘーキで直しているわけで。。
全く進歩して無いのかも知れません。おかげで仕事があるわけで、とも言えます(笑)
さすがに部品在庫はなくなってくる機種もチラホラ出てきてますけどね。
前回、修理不可のオクトパスが付いていたレギュレーターを洗浄します。
メインはまだまだ新しいTUSAのRS350です。
この時代の機種位になってから、メッキの質がかなり良くなりましたので
よほど腐食が酷くない限りは弊社の洗浄薬品と超音波洗浄機でサクッときれいになります。
オクトパスは弊社新品在庫の日本アクアラングのABSオクトパスをお売りしました。
当たり前ですが、いくら新品とはいえ
売る側の責任として動作及び漏れチェックなどはしっかりと行います。
メッキがきれいでもゴム部品は劣化します。
比較的肉厚の薄い部品は劣化が早めですね。
1stステージのメインダイヤフラム。
左が入っているもの。右が新品。
まぁこれくらいなら再利用できなくないかと思いましたが、
ちょっとわかり辛いですが、かなり硬化していて深めのヒビが結構入っています。
しなやかな新品に交換していきましょう。
RS350レギュレーターでは 2nd側に小型のエアーフィルターが収まる都合上、
ナットは特殊形状になります。
オリフィス調整工具。通常は上段のタイプの物を使います。
下はTUSAさん専用タイプ。
違いはシャフトのストローク長です。
長いシャフトでないとエアーフィルターのスペースがある分、オリフィスに届きません。
こんな感じで調整器具が付きます。
そんなこんなで調整を終えて各部点検ののち、無事にお客様の元へと納品されました。
ダイビング器材は家電製品などよりも、
車バイクと同じように部品が出る期間がかなり長めな業界なので
補完が可能なうちはまだまだ使っていけると思います。
ではまたっ。